2024.10.16
高速シートシャッターで空調効率をUPさせてみませんか?
今年の夏も非常に暑い日々が続きました。
この暑さによって体調を崩された方もおられるのではないでしょうか。
夏場でも涼しく快適な環境を整えるため、暑さ対策として空調機を設置された事例は一般家庭のみならず、様々な店舗様や工場様で増加してきていると感じています。
そのような影響もあり、お問合せ件数が増加傾向にあるのが『高速シートシャッター』です。

スムーザー RX-2
詳しくは、紹介ページ /product/rollupdoor/ をご覧ください。
今回は高速シートシャッターを使用した空調管理のご提案をさせていただきます。
とある納入事例をご紹介させていただきます。
某自動車整備工場の店長様は以下のような悩みを抱えていました。
「昨今の猛暑により工場内は非常に暑い環境下となっており、
現場作業員の負担が大きい。さらには退職者まで出ている・・・」
そこでクーラーを設置したものの、次のような問題がありました。
その整備工場内の開口部(搬入・搬出口)には重量シャッターが設置されていました。

冷気が外部へ出てしまう。

冷気は外部へ逃げないが、開放時の労力が大きい+荷物の出し入れ作業の効率が低下。
【作業環境を改善する高速シートシャッター】
その困りごとを解決したのが、高速シートシャッターです。
高速シートシャッターは重量シャッターの約10倍以上の速度で開閉することができる商品となっています。
(設定条件)
サイズ W3000×H3000の場合
動作速度:開1m/秒、閉0.5m/秒
(動作時間:開3秒+上限停止5秒+閉6秒)
上記の条件では、1開閉あたりの正味の開放時間(開けっ放しになっている時間)は10秒程度になります(計算値)。
対して、標準的な重量シャッターの開速度は約0.1m/秒。単純計算で開けっ放しの時間もシートシャッターの10倍になりますが、実際には、頻繁に出入りがあるので重量シャッターを開けたままという現場も多いのではないでしょうか。そこから空気の流出入があるため、冷暖房のエネルギーロスも非常に大きなものになります。
高速シートシャッターは高速で開閉することにより、室内温度の維持、外気の侵入低減に貢献します。また、開けっ放しにしないことで防虫対策にも繋がります。
重量シャッターと併設した際の使用イメージを以下のイラストにまとめました。


高速シートシャッターを設置した後に、自動車整備工場の作業員様からは・・・
「暑さ対策として高速シートシャッターを設置しましたが、夏に限らず冬の時期は高速シートシャッターを閉じているだけでも寒さ対策にも繋がり、作業環境を良好に保てている。」
というお声をいただきました。
変わりゆく環境の中で快適で安全な空間を作り出せるよう、私たちユニフローは最適な製品のご提案をさせていただきます。
最後まで読んでいただき誠に有難う御座いました。