2021.04.01

停電時の備えに! 通路を確保するシートシャッター用バックアップ電源のご紹介


近年は温暖化の影響でしょうか、自然災害が激しさを増しているように思えます。それによって発生する不安があるのが、電気設備が被害を受けることによる停電です。

シートシャッターの最大の特長は、スチールシャッターの10倍以上の高速開閉ができること。これに尽きると言っても過言ではありません。

①防虫・防塵、②ゾーニング、③現場の作業効率化、④空調効率アップ

高速開閉は、これだけのメリットをもたらします。しかし、それも電気があればこそです。

シートシャッターは停電で動かなくなってしまいます。

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普段は便利なシートシャッターも、電気製品である以上は停電時に動かすことはできません。

もし、停電で動かなくなったシャッターの開口部を通らないと外に出られないような場合は、いち早く通路を確保することが非常に重要です。

どうすればよいでしょうか。
そのような時には、手動、またはフォークリフトなどを使ってシートを持ち上げて、その下を通ることができます。
しかし、停電したのが夕方や夜であったらどうでしょう。突然の暗闇の中であわててしまうかも知れません。
シートシャッターは人の通行専用のものからトラックが通れるような巨大なものまで、様々です。パイプ式のシートシャッターはシートにスチール製の骨材が入っているため、大型になればなる ほどシート自体が重くなります。
停電という非常事態を想定すると、そう簡単に持ち上げられるとは限りません。

※シートシャッターは、建築物の非常用開口としては使用できない製品です。屋外へ出る開口部にシートシャッターを設置するような場合は、袖扉等の併設をお願いします。

万が一の事態に備えた安心を。バックアップ電源搭載のすすめ

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ユニフローのシートシャッター「スムーザー」は、オプションとしてバックアップ電源を搭載することが可能です(一部機種を除きます)。

外付けの非常用電源装置ではなく、本体内にバックアップ用の蓄電池を内蔵するため、見た目も普通のシートシャッターと変わりません。
蓄電池を搭載することで、地震や火災による停電が発生しても、シートを2回まで開閉することができます。
停電で動かなくなったシャッターによって、通路を絶たれてしまう危険を防ぎます。

ユニフローでは、2005年に業界に先駆けてバックアップ電源内蔵型シートシャッターを発売。現在は、ほとんどの機種にオプションで取り付けが可能です。

シートの開閉パターンは4つのパターンから選択できます。

タイプ 機能 操作
1 手動 ボタン操作による開閉(開閉は2回まで) 停電時、押しボタンで開・閉を操作します。
動作2回目は上限位置(全開状態)にて停電復旧まで停止を保持します。
2 手動+外部信号 手動タイプ+外部信号の感知でシートが自動で全開(手動開閉は2回、外部信号は1回まで) 手動タイプと同じ操作に加えて、火災時に火報などの外部信号で全開し停電復旧まで停止を保持します。自動全開時は押しボタン操作で閉まりません。
(外部信号 無電圧B接, 発報時OFF信号)
3 自動 停電による機能停止を感知してシートが自動で全開 停電時、自動で全開。押しボタン操作はできません。シート全開状態にて停電復旧まで停止を保持します。
4 自動+外部信号 自動タイプ+外部信号の感知でシートが自動で全開 電時や火報などの外部信号で全開。押しボタン操作はできません。全開状態にて停電や外部信号復旧まで停止を保持します。
(外部信号 無電圧B接, 発報時OFF信号)

蓄電池には寿命があります、3年ごとの定期的な交換が必要となりますが、万が一の事態の安全を確保することができるようになります。

シートシャッターに安心をプラスする、バックアップ電源の採用をぜひご検討ください!

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