防虫オレンジシートの実力とは | 株式会社ユニフロー
       

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防虫オレンジシートの実力とは

ほとんどの虫(飛翔性昆虫)には光に向かう性質があります(走光性)。

虫は、人には見えない紫外線を認識し、それを頼りに活動します。
虫が夜の電灯に集まるのは、電灯の紫外線に反応するためです。シートシャッターに使われる防虫シートは、
そのような虫の習性を利用しています。

人に必要な明るさを確保しつつ、虫が頼りにする紫外線をカット。
虫には見えない光にすることで飛来を抑制する、それが防虫シートの仕組みです。





黄色やオレンジ色には虫が集まる?

高速シートシャッターや防虫カーテンなどには、黄色オレンジ色がよく使われます。これらの
色は伝統的に防虫色として知られる一方で「虫が寄りやすい」という定評もあるようです。

防虫シートは各社の競争も激しく、近年はより効果が高いとするグリーン色も登場しています。
実際、オレンジに虫は寄りやすいのでしょうか?
KINCHOブランドで知られる大日本除虫菊(株)による比較試験結果があります。



結果:虫の寄りやすさは、オレンジとグリーンに明確な差はなし

両者に明確な差はなく、オレンジの方に虫が寄りやすいとは言えないことがわかりました。
もっとも、色が虫を誘引する効果については、虫の種類や環境の条件によっても異なるため、
はっきりとわかっていない点があるようです。


オレンジとグリーンの防虫シートは、どちらの効果が高いのか?

最初の試験結果は「オレンジ色は虫が集まりやすい」という風評を払拭するものでした。
では、オレンジとグリーン、防虫効果が高いと言えるのはどちらなのでしょうか?



KINCHOこと大日本除虫菊(株)による試験結果によると、オレンジのシートはグリーンの
シート以上に昆虫を寄せ付けにくい
(防虫性能が高い)ことが確認されました。

特に夜間効果が高く、昆虫の中でもハエ類を近づけにくい特長があるという結果が得られました。

(まとめ)
防虫オレンジシートは、虫が集まりやすい色ということはなく、むしろグリーンのシートよりも
虫を寄せつけにくい。特に夜間に強い! ハエ類に強い!

より防虫性能に優れた信頼できるシートです。ぜひ安心してご採用ください 。
               
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